【Avery Journal】ちょっと海見に、ちょっと沖縄

「マイレージのマイルの有効期限がくるから沖縄行こうかな。誰か行かないかな」
夏が恋しかった3月の後半に、ダメ元でSNSに書き込んでみたら、即レスで「行こっか」と反応してくれた人がいる。彼女とは約10年前のNYでのお仕事で出会い、約10日間をNYとLAで過ごし、その後は日本へ帰国の度に会いに来てくれていた。そして、一昨年の冬に会った時に、30年以上暮らしているNYから日本に帰ってこようかな、と言ってた矢先、コロナ騒動。7ヶ月前から日本に帰国している。実家は神戸だが、日本中を飛び回るホテル暮らし&リモートワークなので、軽やかに沖縄に同行してくれたのだった。

このSNSの呟きから約2週間後には、海の目の前に立つホテルのベランダから二人で海を眺めていた。ホテルはシンプルだけど最高の環境で、ベランダの壁も透明なので、11Fからでも座ったまま地平線まで海が見えた。朝は波の音で目覚め、海を見ながら朝食、そして浜辺を散歩、夜は波の音を聞きながら眠る毎日だった。

旅に出ると、部屋を共有するので、お互いが気を遣わないことが重要になる。気が合う人とは、特に取り決めをしなくても、不思議と領域ができて、スムーズに時間を共有することが出来る。6日間の旅だったので、お互いに仕事もあったけれど、全く負担にならない。むしろ、今やっている仕事についての話題や、お互いへの提案が、かなり楽しい。そして、お互いの沖縄の友人と一緒に過ごし、新しい世界を覗き合う毎日だった。沖縄の人しか知らないような素敵なあちこちを観光。ある夜は、本業の傍らライブをやる大人たちは、ギター、三線、オカリナを生演奏してくれた。ある日は、大きな体育館で行われている気功で、飛ばされて飛ばされた後、みんなで食事をしてたくさんの話をするユンタク時間を満喫した。誰もが今を満喫する毎日だった。

大人になるってこういうことだな、としみじみと思った。時間、お金、環境に縛られることなく、思い立ったが吉日、思い通りに動ける自由と行動力。変わらない環境の中で毎日を忙しく過ごしていると、過去の経験からの心配や、これからの未来への不安が見え隠れするが、いつかより、今を大切にしたい。よく言われることだが、今の積み重ねが未来ならば、私の未来は明るいな。<Miki>

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